レクサスが2022年9月「3回目」の工場出荷目途を更新!何と抽選限定500台の新型IS500 F SPORT Performance First Editionの総申し込み数は「6,500件」を突破した模様

「納期不明」「全車種受注停止」が続くと、販売店の存続にも影響するのではなかろうか…

レクサス/トヨタが毎週定期的に更新している四輪自動車ラインナップモデルの工場出荷目途一覧ですが、今回はレクサスの2022年9月「3回目」となる工場出荷目途の更新内容をチェックしていきたいと思います。

いきなりネタバレになってしまい大変恐縮なのですが、レクサスは2022年7月辺りから「ほぼ全車種の工場出荷目途が不透明」で、更に同年9月2日には全車種受注一旦停止となってしまい、2023年末までは納期が不透明な状態なので、既存車種(既に改良済みのモデル)に関しては購入することができない状況です。

またその一方で、今後一部改良予定となっている新型LS/RC/RC Fに関しては、おそらく一時的に受注を受け付ける可能性はあるものの、全国の販売店に割り振られる台数が限られるとのことで、即完売も避けられないところです(発売前の一部改良版・新型LCは既に受注停止済み)。

販売店としても「売るものが無い」状態が続き、販売スタッフのモチベーション維持も非常に厳しい状況ですが、こういった中での工場出荷目途や最新情報をチェックしていきたいと思います。


2022年9月「3回目」の工場出荷目途はこうなっている

それでは早速、レクサスの2022年9月「3回目」となる工場出荷目途一覧をチェックしていきたいと思います。

9月9日の「2回目」工場出荷目途一覧から特に大きな変更は無く、引き続き全車種受注停止は変わらない状況となっています。

【2022年9月「3回目」となるレクサスの工場出荷目途一覧】

◇LS500h / LS500・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇ES300h・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇IS350 / IS300h / IS300・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇LC500h /LC500 / LC500 Convertible・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇RC350 / RC300 / RC300h・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇RC F・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇CT200h・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年11月生産終了)

◇UX250h / UX200・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇UX300e・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇LX600・・・※詳しくはこちら(受注一旦停止、再開目途未定)

◇RX450hL / RX450h / RX300・・・詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年内受注一旦停止)

◇NX450h+ / NX350h / NX350 / NX250・・・※詳しくはこちら(受注一旦停止、再開目途未定)

via:LEXUS

以上が2022年9月「3回目」の工場出荷目途一覧となります。

基本的には「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっていますが、今回新たに入ってきたレクサス情報も含めて細かくチェックしていきたいと思います。

何と倍率は13倍以上!新型IS500 F SPORT Performance First Editoinの最終申込数が判明

まず真っ先にお伝えしたいのが、2022年8月25日~9月15日までの間に受付けされていた抽選限定500台のみとなる特別仕様車IS500 F SPORT Performance First Editionですが、前回のブログでは9月13日時点で「5,000件」の申し込みがあり、倍率にして10倍という風にお伝えしました。

そして今回、ようやく9月15日で抽選応募・申込み期間が終了したわけですが、全国での総申込み数が、何と「6,500件以上」だったことが判明しました。

つまり抽選倍率は13倍ということになるわけですが、まさかIS350 F SPORTをベースに排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンにアップデートしたIS500の特別仕様車が、ここまでの人気を集めるとは…

なぜここまでの応募者数が増えたのか?

レクサスディーラー曰く、やはり「抽選申込みのための申込み金が不要であること」や「仮に当選してもキャンセル可(違約金などが発生しない)」「標準グレードが2023年春頃より生産開始に対し、特別仕様車は2022年内納車可能」「新車の長納期化が深刻になっているなか、IS500は転売の対象となるかもしれない」など、様々な要因が重なったことから、「とりあえず応募だけしてみるか」といった方が多かったようです。

そのため、抽選申込み自体は「ネット応募」ではなく「販売店に訪問して申込み」する必要があるため、少しハードルは高めなのですが、それでも既存顧客だけでなく新規での顧客も非常に多かったとのことから、それだけIS500を求めているユーザーも多かったのかもしれません。

あとは「最後のV8スポーツセダンになるかもしれない」といったプレミア・付加価値を求めているユーザーもいたのかもしれませんね。

2ページ目:IS500以外の新型ISの納期は?新型NXはオーダーカットの可能性が高い?